2017年11月30日木曜日

「そのナイフを見せてくれた時、すべて思い出しました」を英語で?

Gumshoe
...
 
That's it!
Gumshoe
Now I remember what that
 
incriminating piece of
 
evidence was!
Gumshoe
When you showed me that knife,
 
it all came back to me!
Ema
Well, what is it, Detective?
 
Quick! Before you forget
 
again!
糸鋸
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 
あああッ! 思い出したッス!
糸鋸
青影 丈が、最後の犯行で
 
残した“致命的な証拠”‥‥
糸鋸
そのナイフを見ていたら、
 
ピン! と来たッス!
また忘れないうちに、早く
 
聞かせてください! 刑事さん!
説明とか

重要な証拠が何か忘れた様子だった糸鋸刑事が、先の折れたナイフを見て何かを思い出す、という場面

「it all came back to me」で、「全て蘇った(思い出した)」

セリーヌ・ディオンの「It's All Coming Back to Me Now」(全て蘇ってきた)とセットで覚えましょう。


それと、細かいところですが「I remember」(覚えている)に「now」をつけるだけで「思い出した!」という感じになるのは、便利ですね。

2017年11月25日土曜日

「彼の記憶力には毎度驚かされるよ」を英語で?

Ema
Well? What was it?
Gumshoe
Oh, um, let's see...
 
I think it had something to do
 
with the murder weapon...
Gumshoe
...
Gumshoe
Oh, I forget. Look, it's all
 
written somewhere in here,
 
okay?
Phoenix
(His powers of recollection
 
never fail to impress.)
その“証拠”というのは?
糸鋸
え。えーと。たしか‥‥
 
《凶器》だったッスけど。
糸鋸
‥‥‥‥‥‥‥‥
糸鋸
まあ。詳しいコトは、
 
コレのどこかに書いてあるッス。
成歩堂
(‥‥ホント、コシャクな
 
 刑事さんだよな‥‥)
説明とか

捜査会議でお茶くみをしながら資料を調べたというイトノコ刑事が、「SL9号事件」について話し始める場面

連続殺人犯の「青影」は、この最後の事件で決定的な証拠を残したと言うが‥‥


「never fail to ~」(~に失敗することがない)という表現が「必ず~する」と言いたい場合に使えます。

(日本語から考えると一瞬止まってしまいそうですよね。繰り返し使って慣れましょう)


「have something to do with ~」(~に関係ある)は、「have nothing to do with ~」(~に関係ない)と一緒に覚えましょう。

ちなみに疑問形はこちらにあります

2017年11月23日木曜日

「我々は歓迎されていないようだね」を英語で?

Ema
Looks like we aren't welcome.
Phoenix
It seems that case isn't over
 
with yet, after all.
Ema
What do you mean?
Phoenix
Chief Gant denied our request
 
to search the "crime scene."
Phoenix
That means there must be a
 
reason he doesn't want us
 
looking around in there.
‥‥追い出されちゃいましたね。
成歩堂
やっぱり‥‥あの事件は、
 
終わっていないんだよ、きっと。
な、成歩堂さん‥‥?
成歩堂
巌徒局長は、“現場”を
 
調べられることを、拒否した。
成歩堂
そこには‥‥かならず。
 
何か“理由”があるはずだよ。
説明とか

2年前の事件現場だった局長室を調べることができないまま、巌徒に追い出された後の成歩堂と茜の会話

「歓迎されてない・・・受け身? aren't welcomed?」

とか考えたりすると混乱しますが

「You are welcome」(どういたしまして/あなたは歓迎されています)を思い出しましょう。


「Looks like」(~みたいだ)

「It seems」(~みたいだ)

「That means ~」(ってことは、~ってことだよ)

などは、自然に使えるとポイント高いですね。

2017年11月14日火曜日

「あれから2年も経ったなんて信じられないよ」を英語で?

Marshall
I can't believe two years
 
have gone by already.
Marshall
I tried to steal the evidence
 
so the case wouldn't die.
Phoenix
(Apparently someone tried to
 
stop you.)
Phoenix
(Detective Goodman was
 
murdered... and the evidence
 
locker was empty.)
罪門
‥‥あれから、2年。
罪門
オレは、事件を死なせないために
 
証拠品を奪おうとしたのさ。
成歩堂
(しかし‥‥ダレかが、
 
 それを阻止しようとしたんだ)
成歩堂
(多田敷さんは殺害されて‥‥
 
 保管庫はカラッポになっていた)
説明とか

検事局に任意出頭する前の罪門に会い、事件の話を聞く場面


「I can't believe (that) ~」はわかりやすかったんじゃないでしょうか。

(日本語版のセリフとはちょっと違いますが)

「go by」は「~のそばを通る」ほか色々あるみたいですが、「時間が過ぎる」という意味で使えるようです。


それと「I tried to steal the evidence so ~」に使われている

「so (that)」は「~するために」として使えて、うしろには普通の文が来ます。

「in order to の後にどんな動詞を持ってくれば...」なんて迷った時にも便利ですね。

2017年11月12日日曜日

「そんな話は信じられません」を英語で?

Phoenix
You were all involved in the
 
SL-9 Incident?
Lana
That's right.
 
Quite a coincidence, hmm?
Phoenix
I don't buy it.
Ema
W-what are you saying?
Phoenix
There's no way everyone
 
involved in this trial was
 
also involved in that incident
Phoenix
just by "chance."
成歩堂
全員が関係者だったんですね。
 
《SL9号事件》の‥‥
そう‥‥
 
フシギなもの、ですね。
成歩堂
ぼくは、そう思いません。
え? どういうことですか?
成歩堂
関係者が全員、過去の事件に
 
関係しているなんて‥‥
成歩堂
グーゼンとは考えられないよ。
説明とか

留置所の面会室で、巴に「SL9号事件」について聞いた後、の場面

「I don't believe it.」でももちろんいいんですが、

「I don't buy it.」という言い回しがあります。

知らないと「どうしてこの文脈で“buy”(買う)?」

と悩みそうですね。


「There's no way ~」(~ なんてわけがない)

「What are you saying?」(何を言っているの)なども、サラッと使えるといい感じです

あと、「Quite a coincidence」(すごい偶然ですね)も便利ですね(シラを切ったりする時とか)

2017年11月11日土曜日

「その時の光景が脳裏に焼き付いて離れないんです」を英語で?

Ema
I-I'll never forget it!
Ema
Lightning struck, and the
 
lights went out.
 
Suddenly...
Ema
a bolt of lightning flashed
 
outside the window, lighting
 
up the office for an instant.
Ema
What I saw then burned a
 
permanent picture in my mind.
 
I... I can still see it now...
Phoenix
(A permanent picture...?)
あたし、一生忘れません!
カミナリが落ちて、
 
部屋の電気が消えて。
窓のソトに、はげしいイナズマが
 
走って、目がくらんで。
あたしの目に、焼きついていたの。
 
あの一瞬が‥‥今も、忘れない‥
成歩堂
(目に、焼きついた“一瞬”‥‥)
説明とか

実はSL9号事件に関係していた茜から、覚えていることを聞く場面

「脳裏」ってなんだよ・・・と日本語について悩みだすとやっかいですね。

「a permanent picture」を調べても特にそれらしい解説はありませんが、

「永遠の写真」として「その時見たものが焼き付いた」という感じでしょうか。


「I-I'll never forget it!」(絶対に忘れません!)

は日本語同様、どんなシチュエーションで言うかによって全然意味が違う表現ですね。

2017年11月9日木曜日

「まあ、そんなものですよ」を英語で?

Lana
Drastic crimes require
 
drastic measures...
Lana
That's just the way it is.
Lana
We did what we had to...
 
in order for him to get the
 
verdict he deserved.
Ema
But Lana!
Lana
Even if it involved "forging"
 
evidence.
真に恐ろしい犯罪には、
 
こちらも恐ろしい手を使う‥‥
いたしかたのないことです。
彼に正当な裁きを与えるため‥‥
 
私は、手段を選ばなかった。
そんな! お、お姉ちゃん‥‥
それが、たとえ‥‥“ねつ造”と
 
呼ばれる結果になろうとも。
説明とか

「SL9号事件において、正当な証拠だけを使ったか」について罪門に問い詰められ、巴が答える場面

「That's just the way it is.」は「仕方ないよ」とか「人生そんなもんだよ」のようになぐさめる時にもよく出てきます。


「drastic」というとカタカナ英語では「ドラスティックな改革」などと使われ‥‥ていたような気がするけど最近聞かないような気も。

「過激な」とか「抜本的な」という意味ですね。


「in order for him to ~」(彼に~させるために)

「Even if it involved ~」(たとえそれが~を含んでいたとしても)

それからこの後、罪門が言う

「See? That's what I'm talking about.」(な? 言っただろ?)

も含めて、勉強になる言い回しが多い場面です。

2017年11月7日火曜日

「“7”がひとつ多いです」を英語で?

Judge
Mr. Edgeworth!
 
Please look into this ASAP!
Judge
Find out whose ID number is
 
sevensevensevensevenseven-
 
sevensevenseven!
Edgeworth
That's one "seven" too many,
 
Your Honor.
Edgeworth
Unfortunately...
Edgeworth
I'm unable to look up the
 
owner of that ID card.
Edgeworth
At least, at present.
裁判長
御剣検事!
 
大至急、調べてください!
裁判長
なななななななななななななななの
 
IDの人物を!
御剣
“な”が1回多いようだ、裁判長。
御剣
幸か不幸か‥‥そのナンバーを
 
調べることは不可能だ。
御剣
少なくとも‥‥今の時点では。
説明とか

保管庫の入室記録にあるID「7777777」の人物が怪しい、という方向に話が進んでいる場面

「That's too many」で「それは多すぎる」

具体的に「何か」が「いくつ」多すぎると言いたい場合は

「That's (number) (thing) too many." となるようです。


「ASAP」(as soon as possible) -> 「できるだけ早く」は略語としてはかなり有名ですね。

「At least」は「少なくとも」で

「at least 1000yen」とか「at least three times」とか

数字がからむのは学校でもやった気がするんですが、それ以外にもわりと日本語のままのイメージで使える感じがします。

2017年11月5日日曜日

「しかし、そう考えるしかありません」を英語で?

Phoenix
It may sound farfetched, Your
 
Honor...
Phoenix
but it's the only possible
 
explanation!
Phoenix
On February 21st...
 
in the Police Department's
 
evidence room...
Phoenix
blood was spilled not once,
 
but twice!
成歩堂
たしかに、信じがたい‥‥でも。
 
そう考えるしかありません!
成歩堂
‥‥2月21日。
 
あの日、証拠保管室では‥‥
成歩堂
“2回”、血が
 
流されたコトになります!
説明とか

判決に待ったをかけた茜が成歩堂に「血痕についてのムジュンを探す」ように丸投げした後の場面

「それが唯一可能な説明です」だとロボットみたいなので

日本語版のセリフに近いものをタイトルに使ってみました。


「farfetched」は「far(遠く)+ fetched(取ってきた)」で、「ありえない / こじつけ」くらいの意味らしいです。

(「far-fetched」と書く方が一般的ぽいですが)

2017年11月4日土曜日

「そういうのを “状況証拠” って言うのさ」を英語で?

Phoenix
Do you have anything to say
 
to this, Officer Marshall?
Marshall
...
Marshall
You've got quite an
 
imagination, pardner.
Marshall
We got a term for that.
 
It's called "circumstantial
 
evidence."
Phoenix
Circumstantial evidence...?
 
(He's still denying it!)
成歩堂
いかがですか、罪門さん!
罪門
‥‥‥‥‥‥‥‥
罪門
カウボーイにしておくには
 
もったいない想像力‥‥だよ。
罪門
だがね。そういうのをオレたちは
 
“状況証拠”って呼ぶらしいさ。
成歩堂
‥‥じょうきょうしょうこ?
 
(まだ、認めないか‥‥)
説明とか

保管庫のビデオに写っている多田敷捜査官が、実は罪門だったのではないかという感じになってきた場面

「term」には「期間」以外にも「(主に、特定の分野の)言葉」という意味があるみたいですね。


ちなみに「どうして "We have a term for that." じゃなくて "got" なんだろう?

と気になった真面目な方は下記リンクを参照ください。

jさんのおもしろ英語塾


さすが罪門さん、手間かけさせてくれるぜ‥‥(勉強になったけど)

2017年11月3日金曜日

「冗談だとしたら、今まで聞いた中で最悪だぜ」を英語で?

Judge
Order! Order! Order!
 
Witness! Explain yourself!
Marshall
If this is a joke, it's the
 
worst I've ever heard...
Phoenix
I assure you this is no joke,
 
Officer Marshall.
Phoenix
Now then, please tell us what
 
you were doing in the evidence
 
room at the time of the crime?
裁判長
静粛に! 静粛に! 静粛に!
 
証人! これは、いったいッ!
罪門
トンだ、お笑いグサさ。
 
モト捜査官が聞いてあきれるぜ‥‥
成歩堂
さあ‥‥
 
聞かせていただきましょうか。
成歩堂
事件が起こったとき、
 
あの保管室で、何をしていたか!
説明とか

証人である捜査官、罪門恭介(英語版の名前は「Jake Marshall」)が現場にいたことがわかった場面

日本語版とはだいぶ違いますが、「I assure you this is no joke」(断じて冗談ではありません)という反応もあわせて、なかなか味のある展開です。

「Order!」(静粛に!)は逆転裁判において必須ワード

「Objection!」(異議あり!)よりも出てくる回数が多いかもしれません(なぜなら大体、複数回繰り返すから)

2017年11月2日木曜日

「これがただの偶然のはずはありません」を英語で?

Phoenix
Everyone involved in this case
 
is connected to those killings
 
two years ago...
Phoenix
This can't be just a
 
coincidence.
Lana
Knowing you, you just might be
 
able to figure it out.
Lana
Time to get back to the trial,
 
Mr. Wright. Best of luck.
Phoenix
(I'd better take a good look
 
at this file...)
成歩堂
‥‥すべての関係者が、
 
2年前の事件に名前を連ねている。
成歩堂
“グーゼン”‥‥では
 
ありませんよね、これは。
‥‥あなたならば。
 
いずれ、わかるかもしれません。
そろそろ時間です。
 
行きましょうか、成歩堂弁護士。
成歩堂
(とにかく、この資料‥‥
 
 よく読んでおいたほうがいいな)
説明とか

裁判の休憩中、イトノコ刑事が持ってきた「SL9号事件」の資料を手にした成歩堂と、巴の会話


「coincidence」はちょっと長くて覚えづらいかもしれませんが、「What a coincidence!」(偶然だね!)と誰かに会ったり何かが起こったりするたびに言う癖をつけておけば、覚えられるでしょう(そりゃそう)


「Everyone involved in ~」(~ に関係している全員)

「I'd better take a good look at ~」(~ をよく見ておいた方が良いな)

「Best of luck.」(幸運を祈る)

も、覚えておいて損はないですね。